こんにちは。
Wrestling Lab を運営している伊藤奨です。
現在、**2025年12月にKindleで出版予定の書籍『日本レスリングの強さを解剖する』**を執筆中です。
このnoteでは、書籍の制作過程で触れているトピックを中心に、レスリングやスポーツ科学に関する知見を、できるだけわかりやすく発信しています。
「トレーニングの原則」から、少し実践的な話へ
前回・前々回は、「トレーニングの原理」「トレーニングの原則」という基礎知識をお伝えしました。
今回はそこから一歩踏み込んで、実際のトレーニング負荷の設定についてお話しします。
「個別性の原則」とは?
トレーニングの原則のひとつに、「個別性」という考え方があります。
これは、
人それぞれに合った重さ・回数・種目を選ぶことが大切
という考え方です。
では、「自分に合った重さ」ってどうやって決めればいいのでしょうか?
そこで登場するのが、今日のテーマである**「1RM」**です。
RMってなに?
RMとは、Repetition Maximumの略で、
「その重さを何回持ち上げられるか」という回数を表す単位です。
たとえば:
-
3RM=3回しか挙げられない重さ
-
1RM=1回だけ挙げられるギリギリの重さ(=最大挙上重量)
つまり、**1RMとは「自分の限界の重さ」**のことなんですね。
1RMがなぜ大事?
トレーニングでは「重さ」「回数」「休憩時間」を目的に応じて調整します。
このうち、「重さ」の設定でよく使われるのが1RMの何%の重さにするかという基準です。
例:
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Aくんの1RM:100kg
-
Bくんの1RM:80kg
同じ「80%RM」のトレーニングをしても、Aくんは80kg、Bくんは64kgで行う必要があります。

つまり、1RMをもとに個別に重さを設定することが、効率的かつ安全なトレーニングには欠かせません。
いきなり1RM測定はNG!
注意点として、初心者がいきなり1RM測定を行うのはとても危険です。
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まずはその種目の動作に慣れる
-
怪我を防ぐために補助者をつける
-
測定時は周囲のサポートや声援が効果的!
無理せず、安全第一でトレーニングを行いましょう。
まとめ
今回は「1RMとは何か?」をテーマに、自分に合った重さの決め方についてご紹介しました。
次回は、**「1RMをもとに目標設定をする方法」**について解説します!
科学的な視点から、より戦略的にトレーニングを組み立てていきましょう!
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—伊藤奨
(参考文献:スポーツ指導者に必要な生理学と運動生理学の知識)


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