1RMとは?レスリング選手が知っておくべき最大筋力の測り方と活用法

トレーニング科学

こんにちは。
Wrestling Lab を運営している伊藤奨です。
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このnoteでは、書籍の制作過程で触れているトピックを中心に、レスリングやスポーツ科学に関する知見を、できるだけわかりやすく発信しています。

「トレーニングの原則」から、少し実践的な話へ

前回・前々回は、「トレーニングの原理」「トレーニングの原則」という基礎知識をお伝えしました。
今回はそこから一歩踏み込んで、実際のトレーニング負荷の設定についてお話しします。

「個別性の原則」とは?

トレーニングの原則のひとつに、「個別性」という考え方があります。

これは、

人それぞれに合った重さ・回数・種目を選ぶことが大切
という考え方です。

では、「自分に合った重さ」ってどうやって決めればいいのでしょうか?
そこで登場するのが、今日のテーマである**「1RM」**です。

RMってなに?

RMとは、Repetition Maximumの略で、

「その重さを何回持ち上げられるか」という回数を表す単位です。

たとえば:

  • 3RM=3回しか挙げられない重さ

  • 1RM=1回だけ挙げられるギリギリの重さ(=最大挙上重量)

つまり、**1RMとは「自分の限界の重さ」**のことなんですね。

1RMがなぜ大事?

トレーニングでは「重さ」「回数」「休憩時間」を目的に応じて調整します。

このうち、「重さ」の設定でよく使われるのが1RMの何%の重さにするかという基準です。

例:

  • Aくんの1RM:100kg

  • Bくんの1RM:80kg

同じ「80%RM」のトレーニングをしても、Aくんは80kg、Bくんは64kgで行う必要があります。

つまり、1RMをもとに個別に重さを設定することが、効率的かつ安全なトレーニングには欠かせません。

いきなり1RM測定はNG!

注意点として、初心者がいきなり1RM測定を行うのはとても危険です。

  • まずはその種目の動作に慣れる

  • 怪我を防ぐために補助者をつける

  • 測定時は周囲のサポートや声援が効果的!

無理せず、安全第一でトレーニングを行いましょう。

まとめ

今回は「1RMとは何か?」をテーマに、自分に合った重さの決め方についてご紹介しました。

次回は、**「1RMをもとに目標設定をする方法」**について解説します!
科学的な視点から、より戦略的にトレーニングを組み立てていきましょう!

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—伊藤奨

(参考文献:スポーツ指導者に必要な生理学と運動生理学の知識)

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